神鍋高原ペンションスノーランドは、緑や花に囲まれた、心も身体もゆったり過ごせる小さなペンションです。

ブログ:スノーランドからの風の便り

秋も深まりつつある日。お客様をお迎えする準備に心込めて〜お客様のお声を聞かせて下さい〜

2017年10月14日 / ブログ

暑かったり寒かったりで、着ている物も出したり入れたり(´∀`*)と片付けも出来ない気候ですね。それでも神鍋は秋の風情がどんどん進んでいきます。

裏の畑(近所の方の畑にはですが)には立派に成長をしたナナカマドがあります。春の新芽、初夏には白い花、秋の真っ赤な実と紅葉、と何時も楽しませて頂いてます。おまけによく枝も切らせていただき、生け花に使わせて頂きます(๑˃̵ᴗ˂̵)タデや野紺菊もあちこちにいっぱいあって、そんな風景が当たり前の家の周りです。

秋が進むとあれこれ考えたり、お客様との繋がりにも配慮することに何故かエンジンがかかってきます。しっとりした秋の気候がそうさせてくれるのかもしれないですね。

そんな感じで、色々勉強にも励んでいます。そのひとつに、「お客様の声」シートを作りました。ママシェフの思いもしたためています。以前から、宿泊カードによく感想ん書いて頂くお客様もありました。

もしよろしければお声を聞かせて下さい(*^^*)

3日続きの秋祭り〜村の歴史神仏一体の色んな行事がある地域〜

2017年10月10日 / ブログ

秋祭り3日目。私達の村では神社の秋の五穀豊穣と家内安全を祈願するお祭りに続き、3日目には『大日如来』様のお祭りがあります。しかも、神社の境内に同じくお堂があります。つまり、神仏一体の村なのです。

村のお堂の中には立派な大日如来と阿修羅像がおまつりしてあり、年に一度の御開帳があります。

お寺から住職がお見えになり、般若心経や読経があり、般若心経の経典も皆で読み回しする、本格的な行事です。経典は書いてある事が全て分かりませんが、最初だけ読んで、後はパラパラパラっパラパラパラっと扇を開く閉じるの様な事を5回すると内容が入ってる、と言われています。こちらが大日如来様です。

法要と同じく、読経の後御焼香してお詣りします。お供え物のお神酒やお菓子、炊き込みご飯を少しずつ頂き、住職さんの講話などを聞いてお詣り終了です。

こんな村の祭りの行事はたくさんある地区です。村独自でお釈迦様のなくなった、涅槃さんに誕生日の花祭りも行います。普通はお寺で行う行事。

何故ちいさな村で独自に行われるのか?

お寺さんに参るのに不便であったとも思われますが、第一に財力があったのが一番でしょう。山田商人と言われて、全国に麻を売り、商人としてはかなりの才能があったと言われています。地区を空けがちの世帯主の家内安全を願う意味もあると思われます。

こんな行事を一年間取り仕切り、お祭り準備するのが『宮支配』です。区の役員が持ち回りでしています。昔は名誉職だったらしいですけど、今は(*゚∀゚*)

大変ですが、こんな行事を大切にしている地域だからこそ、35軒の小さな地区でスキー場経営も出来る力を頂けるのか、てありがたいと思われます。

これからも子供達に伝えていきたいですね。

秋祭り。今年も無事に終わりました〜人手が少なくなってもずっと大切にしていきたい村の大切なお祭り〜

2017年10月9日 / ブログ

7日8日はこの村の古くから伝わる秋祭りでした。この地には二つの神社がお祭りしてあります。三柱神社と吉野神社の二つです。三柱さんは家内安全を、吉野神社は安産の神さまとしてお祭りされてます。 

何故二つの神社があるのか。この地は古くは山田商人と言われ、麻を全国に売り歩く商人の地であったらしいです。土地も少なく、豪雪地帯でしたからそうして生計を立てていたそうです。その為主人が留守がちでしたので、留守の間に安産のお守りをお願いして、鎮座されたとのことです。だんじりと御輿が出ます。派手なお祭りではなくて、村を練り歩くだけですが、だんじりに子供が乗って笛や太鼓を叩きます。男の子と決まってましたが、少子化で今は女の子ものります。。

神社から出て村の中でも4方にお祓い。担ぎ手はだんじりが8人、御輿が12人、が理想らしく重いので交代しながら歩きます。

役員の方は神主さんの後にお供え物を抱えたままついて歩くのがいつも不思議です子供達も付いてまわります。袴をはいている子は槍持ちです。子供御輿はなくて、旗を持って付いて回るのがこの地のお祭りです。

昨年からは担ぎ手を学生さんを募集して、助っ人で参加してもらいました。夜の神社での夜籠りにも加わって、賑やかになったようです。今年も昨年来た学生さんが来てくれました。彼は祭りにはまり、今では全国の祭り、世界の祭りを回るほどになったとか。担ぎ手不足はどんどん進んでいきます。今年は嫁いだ娘さんの旦那さんが担ぎ手に参加してもらえたようです。

村の祭りは大切です。形をかえながらもずっと継続して、村を守ってくださる神さまと繋がっていくべきです。

祭りが地域の人をまとめている地域はたくさんたります。この地はそこまでの繋がりは出来ていないようです。昔からの形を守るため、の繋がりのようですが、それも大切な事です。村の祭りが地域の深い繋がりにまでなると嬉しいですね。しかし、維持するのが精一杯が現状なのはすこし寂しく感じるママシェフです。

スノーランド農園便り〜虫に食べられながらも冬野菜も順調〜

2017年10月5日 / ブログ

10月になってやはりグッと秋めいてきました。昨夜は仲秋の名月。神鍋では雲に見え隠れした満月。クッキリとした月を眺めてる事が出来ませんでしたが、月の光が強いので雲の合間の月もよく見えた気がします。

8月20日過ぎに種蒔きした、白菜や9月に蒔いた大根、蕪なども順調に育っています。白菜は葉っぱが虫に食べられているのは毎年の事。薬は一切しないため穴開きは避けられないです。白菜は葉が小さい時にはコオロギが発芽した芽を食べてしまう被害に襲われます。3分の1の白菜がやられた年もありました。しかし、コオロギ駆除の薬は劇薬扱いです。薬局に行くと印鑑を押して購入するもの。そんな劇薬を使うくらいならばコオロギさんに食べられても未だ在るくらい白菜を作りたい、と思います。

虫も同じこと。葉を食べる野菜だから薬した白菜など食べれませんね(*^^*)穴開きは安心マークと思って下さい大根は今からは間引き菜をして、浅漬けにしたり、さっと湯がいて新米ご飯に混ぜて菜めしで頂きます。軸が赤い大根菜は真っ赤な大根の葉っぱです。この大根は皮を剥いても中まで真っ赤ですから、生食でサラダやステックが綺麗でシャキシャキです。

蕪はまだまだ小さいです。

こちらも葉っぱを食べていますが、問題なしです(*^^*)

草がまだ小さいうちに鍬でこそげ取る作業をしました。大根には大きくなるまでに、土寄せ、と言われる作業もします。

今年も真っ白できめの細かい美味しい大根や蕪、甘い白菜を楽しみにして、畑仕事も楽しいママシェフです。

今朝の雲海散歩〜大岡山にいきました(*^^*)朝日も眩しい〜

2017年10月1日 / ブログ

毎日雲海散歩には絶好のお天気です。夜にはぐっと冷え込み、1日の寒暖の差が激しくなってきましたので、雲海も綺麗に見ることが出来ます。

今朝は大岡山迄上がってきました。車ですから20分位で行ける場所です。太陽が昇るのは今は6時8分位ですかね。赤い力強い太陽が昇る前には山に上がります。太陽が昇る時も感激するものがありますね。よし!今日も頑張るぞ💪‼️て思えます(*^^清々しい山の空気や風を体に取り込み、眩い朝一番の太陽の光を浴びて山に立っていると、自分の中で身体が伸びて大きくなっていく感じが良いですね。

『帰ってから食べる朝食も美味しくて!』との喜びの声。でもきっと朝日を浴びて飲むコーヒーが美味しいに違いないですよね。

今度からの雲海散歩にはコーヒーを飲んでいただきましょう。と今頃になって思ったママシェフです。

お客様との嬉しい再会〜神鍋での思い出は家族のルーツに〜

2017年9月28日 / ブログ

神鍋高原で暮らし始めて私ママシェフは36年を間も無く迎えます。このペンションを始めては26年になります。私は田舎暮らしが好きで山や海で遊ぶことも大好きでした。山の中に嫁いで、自然に触れて子供達を育て、楽しく暮らしています。でも人口は減り、宿も減り、子供も少なくなって高原も寂しくなってきています。確かに豊かで美しい自然以外は、何もないとは思います。でも、その美しく豊かな自然がかけがえの無いものと私は思って暮らしています。

こんな話がなぜお客様との再会に関係があるか?というと、やはり暮らしは多少不便さはあっても、自然の中での思い出は体験がいっぱいで、心に刻まれ、育っていく過程での原点になるとあらためて感じた、お客様との再会があったからです。

先日台風が来る予報の中で来ていただいたお客様からお礼のメールが届きました。そのメールには美味しいお米や野菜、お肉や魚などに喜んでいただけた事と、20年前に4年間、神鍋で暮らしていたと書かれていました。この旅は家族のルーツを辿る旅に素晴らしい思い出が出来たと喜びのメールでした。

メールを読み、子供さん達は立派に成長されてわかりませんでしたが、確かに20年前におられたおまわりさんの御家族だったのです。

メールのやり取りの中で、わずか4年間の神鍋での暮らしが、家族の中でたくさんの楽しい思い出を作ってくれたとのこと。

冬の体育は毎週スキー教室、山でアケビをとったり、裏山で遊んだりと、楽しい事が今も懐かしく、神鍋が第二の故郷、と言って頂きました。家族みんなで今回の旅は神鍋に❗️と決めて来られたとか。

後から分かった再会でしたが、大変感激しました‼️

長い人生の中のわずか4年間。でもその4年間が家族のルーツになるのは、神鍋での体験した生活が深く刻まれているからですね。

豊かで美しい自然がいっぱいある神鍋高原で楽しみながら暮らしていける事に、あらためて感謝したママシェフでした。

今日の朝は皆さん早起き〜村岡ダブルウルトラマラソンやら、雲海やら、ゴルフまで様々〜

2017年9月24日 / ブログ

今日の朝は皆さん早起き、早め出発の方ばかりでした。こんな日もあるのですね。

お隣の町村岡町で毎年ダブルウルトラマラソンが開催されますが、今年は更に120キロまであって人気はうなぎ登り。神鍋方面にも宿依頼がかなりありました。山道を走る長い距離の過酷なマラソン大会に申し込みは当日で定員に達してしまうらしいです。

我が家では44キロ、66キロの出場者ですから朝は5時に食べられますが、100キロ120キロなどは3時前の朝食😰これはもう寝てる時間はありませんね。

神鍋では4年前から「神鍋ハートフル食プロジェクト」を立ち上げて、アスリートの方達にはアスリート食の提供が出来る様に学び、実践しています。昨夜も朝食も大会の方にはアスリート食を意識して提供しました。こちらは朝食です。早めの食事ですから、簡単に仕上げる事にも配慮して、エネルギーの素「糖質」がたくさんとれるメニュー。煮物、長芋オクラ、団子とカボチャの味噌汁、魚小松菜鶏ハム、目玉焼きハムパプリカインゲン、湯豆腐、ヨーグルト、果物など。必要品目は揃えましたコレで勝負飯になりましたかね。ランナーさん皆さん喜んで頂けました。「これで完食、完走してきます!」と元気に出かけて頂けました(*^^*)

ランナー以外の方の朝食は何時ものスノーランドの、朝から目指せ30品目、の品数豊富な朝食ですからまた別です。

その他にも雲海を見る女性グループの方を山まで6時前にはご案内。更には神鍋カントリークラブでのゴルフのご夫婦など早起き早め出発ばかりのお客様でした。

朝早いので1日が長そうです(*^^*)が快晴の今日も頑張ろうと思うママシェフです。

スノーランド農園便り〜やっと稲刈りが始まりました(#^.^#

2017年9月22日 / ブログ

高原稲刈りはちょっと遅めです。ちょうど台風前に済ませたところはまばらです。台風あけからがあちこちで、コンバインの刈る音、軽トラックが田圃道を走り回り、畦には手伝いの人々が立って、秋の賑やかさが何故か絵になります(*^^*)

ママシェフも田植え、稲刈りにはお手伝いに出ます。と言ってもほんの手助けぐらいですが、こんな時は出来るだけ周りに人が居ると元気が出るし、チョットしたことに一人はやはり手間がらかかります。ママシェフは機械が入るように4角を手刈りしたり、米袋を持つの手伝いしたり、猪対策の電気柵を片付けしたりしていました。

でも、お天気は良いし、景色良いし、まるでピクニック気分でお手伝いに出ます(#^.^#)

我が家は昨日第一回目を刈りました。我が家としたら少し早めでまだ青い所がありますが、この田圃は倒れてますから刈ることにしました。稲は倒れてしまうと、土に穂がついてそこから芽が出てしまいます。そんな事になれば米の価値がなくなります。こんな感じで倒れていると、刈るには大変時間がかかります(*≧∀≦*)稲が乾燥し難いので湿り気味ですから、機械を早く回すと詰まります。ゆっくり走って何時もの倍位の時間がかかりました。

あたりの機械はもう最新式ですから、米を刈っても煙突で軽トラックに直接入れてしまうタイプ。我が家はまだ袋に入って運んで乾燥機に自分で入れる、かなり重労働のタイプです。

田植え、稲刈りにはお昼はお弁当を持って行って外で食べるのが我が家流(*^^*)こうなるとまるでピクニック気分です。こうすると農作業も楽しいものになりますからね(*^^*)簡単なオニギリ弁当を作りに帰りました。何にもご馳走は無くても何故か美味しく感じてしまいますね。デザートの梨を剥いて食べたり、3時の休憩にはソフトクリーム食べたり農作業は楽しい‼️でも、オーナーは重いお米を持って身体中が痛くなるのが次の日です。

お疲れ様デス!でも、田圃に刈って並んだ米袋を見ると郷愁を感じます。機械だとこんな感じはないですねーまだ後2回稲刈りをします。

オーナーさん大変だけど、頑張りましょうね。

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